恥をかくのは悪いことじゃないよ。悪いのは恥をかくのを恐れて好奇心を無くすことだ。

先日、マンガのMAJOR2を見てて引っかかった言葉。

先日、マリンメッセ福岡でアジアビューティーコングレスという九州で大きな美容師のコンテストがありました。

僕たちCOMEGHEADのみんなも全員何かしらに参加する僕らにとって一大イベントです。

今回のを含めるとCOMEGHEADでは、4つ程受賞させて頂いてます。

フォトクリエーションで、

メイク部門で

メンズカット部門で、

そして、今回のフォトクリエーションサロンスタイル部門、

今回はスタッフ達にライブでとらせてあげたいと思ってたけどまだまだ考えが甘かった。

悔しくて、悔しくて、自分の力の無さやおごり、向き合い方が他の出場された方に負けてたんだと痛感しました。本当に申し訳なかった。

今回は3年ぶりにコンテストに作品を出しました。今まで移転オープンやら何やらで、バタバタしてた事もあり、サロンを軌道に乗せるためにちょっと後回しにしてたというかコンテストはスタッフのサポートに徹してそれで結果を出そうと。

会社にしてサロンも大きくなると、何かと毎月の固定費はあがる。少しでも理想の形に近ずけるためにやった事も無い経営の勉強をはじめました。

結果はみるみる出て、個人売り上げも450万オーバーを達成、忙しい毎日に充実のはずが、

スタッフから前の方が楽しかった、、、

ってボソっと言われました。

ハッとしました。忙しくて、お待たせが多くなりルーティーンにドンドンなっていく。

スタッフがカットを見ないのは、作るデザインがつまんないから。

つまんない仕事しか見せれていないんじゃ、、、

嫌な予感ていうのは大体当たります。掛け違えたボタンというのはもう簡単にはなおせない。

経験あるスタッフが一人、また一人とサロンを去り、妻が妊娠した事もあり、また色々な事情が重なり、妻を含めると一気に四人の女性スタッフがサロンからいなくなりました。

正直、この時ばかりは参った。。。

色んな事が頭をよぎった。やるしかない。多分俺、今崖っぷちにいる。

くそっ、負けねえ、、、絶対負けねえ。

ここで踏ん張れたら多分これから先何が起きても大丈夫。ピンチはチャンスって、家族や周りの友人から励まされました。

経営はこれまで以上にしっかりしつこく勉強する！そして、今いるスタッフ達を絶対幸せにして背中でもっともっと語れるようになる。

スタッフに今回は俺も創るからって宣言しました。背中を見せるって事は何でも結果を出さないと。

しかしクリエーション三年もやってないと、全然今っぽいのが創れない、ああ、でもスゲー楽しい。

そっか、恥を書くのを恐れて、逃げてただけなんだ。正論っていうのは、本当に都合がいいもんだ。

創っててああダサいな、、、

けど俺しつこいから多分大丈夫（笑）みたいな、、

で、サロンスタイルもせっかくだから、道具も変えてレザーにしよう。レザーを研究していく事にした。

使い倒すとある事に気づきました。それはここでは書けませんが、みんな知ってるかもだけど、もしかしたら自分だけの気づきかも。

オリジナルのアイデアと裏打ちされた理論、探求する事によってしか得られないもの。

やっぱり終わりがないけどそれをどこまで深く追求し続けるのか？それこそがこだわりになれるわけで、視点を変えると面白い副産物が得られる。

今回受賞した作品は普段のサロンワークで創ってる一見何気ないスタイルですが、毎日のサロンワークで培ったちょっとしたテクニックやカメラも全部自分で担当して創ったそんな僕の以前とは違うふつうを形に出来た作品です。クリエーションの方は全くカスリもしませんでしたが、久しぶりにやってみてなるほど、自分の強化するポイントがハッキリしました。

最後の1人で呼ばれギリギリセーフで駆け込み受賞出来ましたが、本当、僕に、ウチにとって大きかった。ここで獲るの獲らないのでは全然違うから。

来年は新しいスタッフが2人増え、過去最高のスタッフ数になります。

そんなスタッフ達にも背中で語れるようにまだまだ挑戦していきます。

今からこの空白の3年間を埋めて、恥を書きながら、膨れ上がった好奇心を一気な解放して追いつきます。口では何とでも言えるので、しっかり計画練って、行動に結果をともなわせるように。

yousuke  iwamoto